ゼフィール・グラード

もともとは普通の高校に通っていた18歳のごく普通の高校三年生。
イギリス人の父と日本人の母を持つハーフだが、髪が茶色がかっている以外ほぼ日本人顔。
幼少期はイギリスで過ごすが、父親の仕事の関係で日本に移住。いまや完璧な日本人。
両親は共に薬品関係の会社で働いており、そのせいで家事はある程度こなせる。
基本的にやる気が無く大抵のことは面倒くさいで片付けてしまうが、変な所に几帳面で
やらなければいけないことはちゃんとやる性格。
騒動の中心にいるより一歩下がって傍観している方が好きなのだが、巻き込まれることもしばしば。
テールとは親が同僚ということで何度か会ったことがあり、結構可愛い子程度の認識だったが
大十字学園への転入を画策されたことにより本性を知る。
転入後のテールによる度重なる実験により異常なまでの薬物耐性を得るが、それが役に立つことは
滅多にない。
また学園近くのマンションで強制的にテールと半同棲状態にさせられている。
いつの間にやら光画部の所属にさせられていたが本人はあまり気にしていない。
同い年で比較的普通ということもあり同じクラスの悠然とつるむことが多い。
すると当然、悠然に巻き込まれることも多くなり、結果的に悠然よりも影が薄くなりつつある。



テール・フィルマート

ちょっと普通じゃない18歳。ゼフィールと違いこちらは純イギリス人。しかし日本語はペラペラ。
親の影響か、薬物の実験と観察が趣味となっている。
ゼフィールの両親とテールの両親が同僚で、同時に日本へ来たためゼフィールとはある程度面識があり、
非常に興味を抱いていた。
そしてゼフィールの転入を画策した張本人だが、その意図は不明。
ゼフィールと違い学園の裏側をいろいろと知っている模様。
基本的に実験対象以外には面倒見のよいお姉さんで通っているが、実験対象には情け容赦ない。
その容姿と特組では珍しい眼鏡キャラから眼鏡フェチには絶大な人気を誇るが、告白した人間が
無事に帰ってきたという話は無い。
学園では趣味と実益を兼ねて化学部に所属しているが、設備を使っているだけで部としての活動は
全くしていない。
ゼフィールの観察を綿密に行うため半同棲している。
同じクラスの由字羅の実家が経営する「リールショップ」に置いてある怪しげな薬の類は
ほとんど彼女の作品。



白玉二号

テールが飼っている白猫。ゼフィールが来る前はまず第一に実験させられていた。
普通なら警戒心が強くなるはずだが、餌をくれれば誰にでも懐くというボケ猫である。
ゼフィールのおかげで最近は猫らしい気ままな日々を送ることができている。
残り物にありつこうと学園調理部によく出没する。

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