ソード: 元傭兵、なんの因果か学園に英語教師として雇われている(教員免許を持っていないと いう噂もある)。 傭兵時代は世界中を飛びまわっており、『色々と』経験を持つ。真面目なときには人生 の先輩っぽく助言するときもあり。 基本的に「守ると決めた」規律に従う点は本編のソードと同じだが、舞台の性質上「最 低限のことはしっかりするが、逆にそれ意外のところは本気でどうでも良い」部分が出る ことの方が多い(料理は出来ても面倒くさがってやらないことなど)。 パニッシャーなども所有しているが、最低限の分別(何か間違っているが)から学園内 ではノンリーサル・ウェポンやトラップを中心に使用する。 光画部との連日の激突・容赦のない授業から一般生徒には戦闘教師として知られている ソードのほぼ唯一にして最大の弱点がネリーであり、ネリーのことになると冷静さを失い やすい。それでも行動そのものは冷静に運ぶが。 仕事には熱意がないように見えるがベクトルが異なるだけであり、生徒に危害が及ぶよ うならヤクザの本拠に殴りこんで全員を殲滅することくらいなら『食前の軽い運動』で済 ませてしまう。 ネリー: ソードの戦友の娘であり、遺言にしたがって故国の財産を処分、ソードの元に居ついた。 性格は素直で大人しく、しかし芯は強いと言ういわゆるヤマトナデシコ型(でも日本人 じゃない)。 境遇はともかく、小説を読んで空想にふけったり友人との会話に興じたり、嗜好は極め てノーマル。ただ活発ではない為にインドア系を好む。 母を早くに亡くしたネリーは幼い頃からたびたび家を訪れていたソードに懐いていた (昔の呼び名はお兄ちゃん)為、他の人間よりも遥かに親しく接する。知り合いと言うも のの全くない環境に移動してくればなおさらで、ネリーにとってソードは友人であり、兄 であり、父代わりでもある(友人が出来た今はそれほどべったりではないが)。 ソードや父に護身術の手ほどきは受けており、キャリアも長い為に腕前はそれなりだが 性格的な問題からその腕が表に出ることはほとんどありえない。 ソードにとってネリーは昔から『庇護すべき存在』であり、その為にネリーに事が絡む と冷静でなくなる部分があったが、ネリー自身はそこからの脱却、生活を共にする対等な パートナーとしての関係を望んでいる。料理や家事全般を修得し、放っておけばサバイバー と化すソードの生活レベルを引き上げているのもその顕れ(戦闘が思考の中心になってい るソードには余り効果はないようだが)。 |