「悠然!愛の逃避行!!迫るピカピ13!追う優夜!逃避行の先に、果たして待つものとは!!」 

夜、あまりの暑さに目を覚まし、ふと隣を見ると無表情でファイアーダンスを踊るピカピ13が!
おびただしい汗とともに、荒い息を吐きながらう、口元に薄い笑みを浮かべ迫ってくるピカピ13!
ザナウは、抵抗のすべなくそのまま……

一方、悠然は小雪との愛に目覚め逃避行を開始する。
それを追うのもまた、稀代のヒットマンと言われ、アーカイアの影で恐れられているピカピ13であった。
必死に逃げるも、徐々に追ってとの差は迫りつつある。
逃亡の途中、優夜さんに助けを求めるも、裏切りに会い、また始まる逃亡劇。
逃避行の行き着く先にはいったい何が待っているのか?

ヴァ―ゼルは、その頃奇妙な夢にうなされていた。
夜な夜な黄色い何かに襲われるザナウの夢だ。
心配になったヴァ―ゼルはザナウに問い掛けてみるも、帰ってくるのは乾いた笑みだけ。
これはまずい、と直感したヴァ―ゼルは夜、こっそりとザナウの寝室を覗いてみる。
そこで行われていたのは、想像に絶する行為。
どうにか、ピカピ13を追い払うヴァ―ゼルだったが、自分もピカピ13に追われる立場となる。
危うし、ヴァ―ゼル!

ある宿場町、ついに悠然達はピカピ13に追いつかれる。
実力差が歴然としているのにもかかわらず、悠然は小雪を護る為に奮戦するのであった。
だが、ピカピ13と戦っている隙に、小雪を優夜がさらっていく。
絶望が悠然を襲う中そこに現れたのは、ザナウ、ヴァ―ゼルなどの友人たちであった。
悠然は、友人の力を借りながら(利子4倍)どうにか優夜を発見する。
だがそこは、混沌〜カオス〜に支配された戦場の中での出来事だった。
大量のお魚にまぎれて優夜は逃亡に成功する。
悠然は、またもや小雪を救えなかったことに絶望を覚えるも、ザナウや、双夜の過去を知りどうにか立ち上がる決心を再び固めるのであった。

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