キャラクター設定

英雄
 名前 ソード・ストライフ
 年齢 22
 性格
 大抵のことはさらっと流すが、怒り出すと突如行動が過激になる。時折、さりげ
なく毒舌家。
 戦争の中で育ったが別段無表情と言うわけでもない…が、感情の振幅が普通より
狭い、つまりある意味無感情な部分アリ。
 戦争や殺人に関しては「あるのが当たり前」と言う認識で、その行為自体になに
か感慨を抱くと言うことは無い。
 設定
 戦争地帯出身の傭兵。本名は自分も知らない(年齢も適当)。
 ルール無用の環境で戦闘を繰り返してきたために、一般に「汚い」手段だろうが
有効なら平気で使う。戦闘に関してならば経験豊富であり、想像力もかなり回るた
め時たまセオリーを無視して生身で奏甲の相手(もちろん勝算があるときのみ)を
したりする。
逆にいえば戦闘能力とサバイバビリティ以外に優れた部分がない。
 現世での戦闘中、爆発に吹き飛ばされたところを召喚された。
 銃器に限らず、大抵の武器を扱えるという特技を持つ。最近盾としても使える巨
大マシンガン(グレネード付)を手に入れ、元から隠し持っていた分と合わせて人
間武器庫化が進行中。

「…ま、いいだろ」

 歌姫
 名前 ネリー(コルネリア・シェーンベルク)
 年齢 14
 性格
 真面目で正直、根本的に「良い子」なためからかわれたり苦労すること多し。
 設定
 帰宅中、空から降ってきた血まみれのソードを見て気絶。だが昏倒したソードを
介抱し、接していくに連れて割と普通に会話できるようになった。
 一般人であった「新米歌姫」組な為に歌術にはそれほど通じていなかったが、幸
か不幸かやたらと豊富な戦闘経験を通して急成長中。
 最近はソードの性格も把握してきて、ついていくところ、放っておくところ等の
見きりが付けられるようになった事、さらに信頼関係もできてきたために格段に不
満・ストレスは減った模様。

「えっと…あ、あの、ソードさん?」


ビリオーン・ブリッツTC(ターボ・カスタム)
 ビリオーンのパワーを全体的に強化した機体。全身に渡って装甲が追加され、小
型バックパックも装備している。主武装は両手に持った二丁のマシンガン。
 バックパック右にはグレネードを装備、使用時は脇の下から伸ばした形になる。
左側にはマシンガンの予備弾倉と予備武装のナイフを固定。また胸の両側面にはア
ンカーつきのワイヤーが装備されている。
 重量増加に対処するため、間接の強化と共に両脛外側にブースターを装備(通常
は移動の初期加速を補助するために一瞬だけ噴射する)、また同じく両脛に急速旋
回時に機体を支えるためのスパイクを装備している。
 とは言っても重い機体をパワーに任せてムリヤリすっ飛ばす構成であり、直線的
なスピードは向上していても小回り能力は通常機と比べてかなり悪くなっており
(曲がらない止まらない)、スパイクを使用すると旋回時のGもきつい。
 追加装甲も含めて増加パーツはほとんど全ての部品が他の奏甲の流用パーツで組
上げられているため、整備性は良い。

ビリオーン・ブリッツSC(スナイパー・カスタム)
 TCの問題として大きなモノの一つが、ある程度以上の防御能力を持つ相手に攻
撃が通らず、きわめて不利なことであった。
 それに対する為に『森』で回収した122mmや奏甲の残骸を使ってチューンし
なおしたのが、スナイパー・カスタムである。
 最大の特徴は背中に背負った122mm砲とグレネードの複合武装「タスラム」
であり、その装備の為に機体全体の調整、具体的には装甲の大幅な削減や頭部光学
サイトの装着、腰部後面にサスペンション内蔵のステーの追加などが行われている。
 マシンガンは弾倉と共に肩、ワイヤーも変わらず両胸側面、ナイフは一本増えて
腰両側面にマウントしている。
 「タスラム」はグレネードと122mm砲を上下平行にまとめた形になっており、
バレル部と弾倉部で二つに分割してバックパックの両側面にマウントされる。フレ
キシブルアームでバックパックに接続されたパーツは使用時にはアームの動作のみ
で連結され、機体全高をも越える長さの砲を右脇に抱える形になる。
 「タスラム」の名の由来にもなっている「歌術強化弾丸発射機構」の原理は単純
であり、歌術によって織り上げられた幻糸をバレル内部に固定、砲弾の通過と共に
砲弾表面に幻糸を固着させ、多彩な特殊効果を持たせるようになっている。このシ
ステムの為に「タスラム」弾倉部には専用の小型幻糸炉が搭載されている(これに
よってシステムが動作するため、機体から外したり生身の状態での操作でも強化弾
を発射することは可能)。
 機体の追加装甲を減らしたとはいっても結局のところタスラムの巨大な重量の為
に全備重量は増大しており、直進性以外の機動性は更に劣悪なものとなったが、大
口径・ベルト給弾化したマシンガンと共に単体への攻撃力は大きく向上した。
 また、タスラムや腰部ステーを分離することで運動性は飛躍的に上昇し、ナイフ
とスパイクを使った近接戦闘を行うことも十分可能になる。

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