悠然なる旅路 登場人物紹介(ストーリー10終了時)


村上 悠然 お人好しでいまいち自主性にかける18歳。
      闘争心も比較的弱く、すぐに他人に譲ってしまう。
      だがかなりのロボット好きで、奏甲に関してはそうでもない。

      ちなみに突式にしか乗らない突式絶対至上主義者。
      そして操縦技術は中の下程度。
      だが運動神経は悪い癖に無駄に反射神経が良く、防御に関する技能だけは並み以上。
      そのため防御に徹するなら敵が一流でもそうそうやられる事はない。

      かわいい女の子を見るとすぐに視線が向かってしまう癖があり、
      なまじ視力がいい(1.0以上)分始末におえない所も。
      でも行動に移す度胸も無ければ、する気もないので無害。

      ポザネオ島防衛戦にハルフェア軍として参加し、味方の誤射で死にそうになった事がある。
      しかし後ろから撃たれコクピットに弾が飛び込んできた訳だが、運良く怪我一つしなかった。

      護身用の武器としはスタッフを愛用している。
      しかしスタッフなどと名前がついていつものの、実際はただの木の棒で本来は旅用の杖である。

      ストーリー10にて杖が上質の物に替わったが、実はその杖は内に直刀が仕込まれた仕込み杖。


由宇羅=リール ハルフェア出身で悠然の歌姫。常に笑顔を絶やさない14歳。
        怒る時も笑顔で、いつも以上に笑顔が輝いてる時は死の宣告と同義である。

        親が商人だから経済観念の発達が著しく、更に浪費家という訳ではないが
        お人好しで損しやすい性格の悠然のせいで更に磨きがかかってきた。
        しかしこれまた悠然の影響かお人好しで、困った人にはつい手を貸してしまう。
        そして身内には甘いが、敵に対しては情け容赦無い。

        髪はセミロングで茶色、体型はこれからに期待と言った所。
        名前が現世の日本人風なのは、
        200年前の先祖が歌姫でその半身の女性機奏英雄から取った為らしい。
        嫉妬によりよく悠然を苛めるが、既に半ば趣味になっている部分も。

        これといった武器は持っていないが、
        いざという時には普段から首にぶら下げている巨大がま口をフレイル代わりに振り回して使う。
        最近がま口の裏側を鉄板で強化し、威力をあげた。


斉藤 小雪 ヴァッサマインに召還された女性機奏英雄で、なんと小学5年生で11歳。
      これは今回召還された機奏英雄としては最も若い部類になるらしい。(200年前のは不明)

      髪は染めてないため黒で腰まであり、それを首の後ろでくくっている。
      実はそれなりの家のお嬢ちゃんで、私立のお嬢様学校付属の小学校に通っていた。
      しかし親の言い成りになり、毎日塾に通う生活の中でふと今の自分に疑問を抱く。
      アーカイアに召還されるのは「今と違う場所に行きたい」と思っている人間だというが、
      彼女の場合は恐らくその辺が原因なのだろう。

      またお嬢様育ちのせいか、非常に気が弱い。
      しかし一度決めた事に関しては非常に頑固で、何があっても譲らない。
      この頭の硬さも、ある意味お嬢様育ち故なのかもしれない。
      普段大人しくしてる反動なのか、酒に酔ったりキレたりするととんでもない行動に出る。

      また、フローネが一切家事が出来なかったので家事を覚え、
      今では一通りの事が出来るレベルになっている。

      フローネからいざという時の護身用として2連装のデリンジャーを渡されているが、
      性格からして撃つ機会は少ないと思われる。


フローネ=ファム 美人で頭が良く、更には運動神経もいいという絵に描いたような才色兼備の21歳。
         性格は優しく明るくて、意外とお茶目。
         しかし育ちの為か、金銭感覚は微妙に怪しくまた家事も出来ない。(というか才能がない)

         ヴァッサマイン出身であり、歌術が非常に上手い。
         それもそのはずで、実は評議会に認められた正規の歌姫である。
         ちなみに階位は第3位の浅葱の歌姫。
         しかしそれは評議会にあまり協力的ではなかったからであり、
         その実力は第7位の瑠璃の歌姫クラス。(階位は評議会への貢献度で決まる)

         あまりに幼く、本来なら戦力外になるはずであった小雪が
         奏甲に乗せられたのは彼女がその半身だったからに他ならない。
         その為更に評議会に非協力的になったが、
         小雪を戦争に巻き込む訳にもいかないので無色の工房に所属している。

         武器としては分解式の薙刀を持っていて、いざという時には2秒で組み立てて使用する。


ラウド=シュメッツ 私設東方夢幻騎士団の団長にして実戦経験無しのザコ。
          しかし歌姫が貴族である為、無意味に高級機に乗っている。

          現世ではお金持ちのボンボンで自由気ままに生活を送っていた。
          また金運が非常に強く、どんな逆境でもお金だけには苦労した事がない。

          女であれば年齢2桁になっていれば声をかけられる真性の女好き。


ヘルガ=ハライム ラウドの歌姫で貴族の一人っ子。
          素直ではない性格の為か、友達が出入り商人の娘だった由宇羅しかいない。
          しかし、その辺に関しては由宇羅も似たような者なので
          出会っていれば現在のような関係になっていたであろう事は想像に難くない。

          世話役のクララ=アーメッドは非常に優秀で彼女の起こしたトラブルの後始末を
          昔からすべて一身でこなしてきた。
          でも今は騎士団のメンバーも手伝ってくれるから楽らしい。


ヘイム=グラン 東方夢幻騎士団の副団長で団長と同じく実戦経験のない常識人。
        他の団員達と共に非常にルックスがいいが、決してそれを狙った人選ではない。

        白銀の歌姫の演説後にハルフェアに召還され、路頭に迷っていた所をラウド達に拾われた。
        その事に恩を感じ忠誠を誓っているが、相手を選んだ方がいいと思うのは私だけだろうか?
        ちなみにラウド達が拾った機奏英雄4人組で最初に拾われたので副団長をしている。


イケメンA〜C 東方夢幻騎士団の団員だが名前すら与えられてない悲劇の人たち。
        通称イケメンズ。


歌姫A〜D こちらも同じく名前すら与えられてない悲劇の人たち。
      人数が1人多いがそれはヘイムの歌姫が入っている為。
      通称メイデンズ。


ローザリッタァ 辺境の町で運良く手に入れた自由民製の奏甲。
        分厚い装甲と、歌術運用能力を削った為に得られた
        高い対歌術および対奇声能力により死角のない防御力を誇る。
        購入してすぐに、旅人としての利便性を上げる為に複座コクピットに改装している。

        ストーリー3と4の間にて幻糸炉が200年前に作られた高変換率タイプに換装されている。
        なおそれを入手したさいの現世騎士団との戦闘により右の角が折られるが、悠然の意向により修理していない。

        ストーリー1から3の間の兵装はクォータースタッフオブアーク。とナックルガードとブーメランアクス。
        これは名前こそ杖だが実際は身の丈ほどもある巨大な棍棒で、
        更に幻糸分解能力で敵の防御力まで減らせる凶悪兵器。

        ストーリー4にて格闘戦のさいに拳を保護するナックルガードとシャットアウトシステムが追加された。
        ナックルガードは本当に保護する役割しかない物でスパイク等はない。
        シャットアウトシステムは戦闘中の歌姫へのリバースを完全にシャットアウトするもので、
        ダビングシステムをダメージが受けた瞬間数秒にわたり稼動させて歌姫への負担をなくす。

        ストーリー9にて投擲用の小型斧のブーメランアクスを装備。
        これはアークワイヤー付きで、戦闘中でもウィンチで巻き取って回収できる優れもの。
        ただし接近戦用の兵器としては少々力不足。

        ストーリー10にて超々大型装備の習作〜無銘〜という野太刀が装備され、
        それを装備する為に大改造が行われ、原型を留めないまでに各部の仕様が変更された。
        これは長さが18mにも及ぶもので、刃渡りだけで11m、柄も7mほどある。
        これは歌姫大戦期に何処かの奏甲武器職人が何かを作るさいの習作として作ったもので、
        そもそも一般的な奏甲では運用しきれないほどの重量である上に更に歌術で先端部の重量を増してある。
        それだけでも十二分に実用面を無視しきっているのに、
        更に歌術にて衝突の瞬間運動エネルギーを倍増させるという効果を持つ。
        これにより、専用の改造を行った奏甲以外は打撃の反動で手首や肘が砕けてしまうほどの破壊力を実現している。
        なお、当然これは幻糸武器なのだが発揮される破壊力はすべて魔法的なものではなく物理的なものとなっている。
        また機体自体は、これを装備できるだけの積載量を確保すべく装甲が過激なまでに削られた。
        そして脆弱化した装甲を装甲材の幻糸純度を上げる事で補っているが、
        元々歌術や幻糸的な要素を排しているローザリッタァにはあまり効果が出ず、
        あまり削らなかった胴体やコクピット以外は元の装甲強度を保てていない。

        ストーリー10と11の間で更に装甲を削り、頭部の角さえ根元から折り取って積載量を確保し、
        その積載量すべてをかけて腕を習作〜無銘〜の反動に耐え切れるように3回りは太くしている。
        ただし、それでも全力で叩き付けた場合の反動には数回しか耐えられず、
        普段は全力では使用しない。


リーゼ・リミット 通常の奏甲を遥かに上回る大きさを持つ超弩級絶対奏甲。
         その大きさとパワーは一般的な奏甲と同じ位の全長を持つグレートソードを片手で軽々と扱える程。
         悠然と会う前から複座コクピットに元々してあった。

         4足歩行機で非常に大きいペイロードを誇り、奏甲としては唯一122mm砲を運用出来る。
         しかし本来なら122mm砲は2門装備するのだが、
         この機体では左側の砲架にコンテナハウスを装備している。

         また右手に悠然達から借りたグレートソードを持っている。
         実はこのグレートソード、現世騎士団が試作した幻糸分解機能付きの物だったりするが、誰も気付いてない。
         最近ローザが壁役になっているので接近戦をしてなく、グレートソードはただのお荷物化している。

         ストーリー10に入手したアークソードとアーククリスタルをストーリー10と11の間に装備している。
         これにより複座コクピットと相まって歌術運用能力が非常に向上していて、
         フローネの高い歌姫としての能力を生かす事ができるようになった。
         なお、グレートソードはアークソードと入れ替えるように装備した為に、
         アークソード入手後はさっさと売り払っている。


コンテナハウス リーゼ・リミットの左肩に固定された一行の家で4LDK。
        一応危険な依頼の時には外して町に置いてから行く。
        4つある部屋は3〜4畳分の広さの個室であり、
        リビングには食卓とソファ(4人分)がある。

        誕生した由来は小雪がフローネに対して言った初めての冗談を、
        「それはいいわね!」と言ってフローネが
        ハンドメイドで工房に作って貰ったというもの。
        それでお金が尽きて近接武器を買えなくなったのはここだけの話。

        奏甲骨格用鉄骨で骨組みを作り、リーゼ用の装甲板で外壁を作り、
        家具はすべて固定され、引き出しもすべてロック機能付き。
        更に食器類も木か金属の物を使い、対衝撃対策は完璧である。
        窓は当然ガラス製だが、フローネの歌術により強化され
        防弾強化ガラスレベルの強度に突入している。
        オマケに雨戸とドアは壁と同じくリーゼ用装甲板製。
        もはや意味が分からない位に頑丈でシェルターと言っても過言ではないが、
        これは工房スタッフとフローネが悪ノリした結果である。

        ちなみに入り口は地面に置いた時でも高さ1m位の所にある。
        その1mは食料や水、その他諸物資を積めるスペースになっている。
        ちなみにリフォーム前は2LDKだった。


マリーエングランツ ラウドとヘルガの愛機で前大戦時に製造された上級機、華色奏甲。
          MAX起動時には光り輝くらしいのだが、この2人ではそれは望めそうにない。

          装備は美しさを損ないたくないというラウドの意向でルーンソード1本のみ。
          本来のこの機体の性能を考えるとこれで十分な程だが、乗るのがこの2人では明らかに心許ない。

          多少デチューンして操作性を上げた方が強くなったりするのはここだけの話。


ビリオーン・ブリッツ 本来はエース向けの少数生産機なのだが金でラウド達が買い集めた。
           しかし乗るのはやはり実戦経験無しの素人なので性能はこれっぽっちも発揮してない。

           装備は右腰にサブマシンガン、左腰にルーンソードを下げて
           左腕にチョバムシールドをマウントしている。

           この度デチューンが施され、性能は落ちたが操作性はシャルラッハロートシリーズ並みに上がったので
           高級材質製の頑丈な機体と相まってかなりの性能を発揮する。
           実質的な戦力としては、ラウドのマリーよりもこのビリオーン1機の方が戦闘力が高い。

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